21カルディアもそうですが、大抵の低価格帯のフルベアリング化はあまり需要がないのにユーチューブやブログでたくさん公開されています。まずフルベアリングにしてもイマイチ効果を感じることはできません。
一番効果を感じるのは多分ハンドル部分のベアリング追加だと思います。メンテナンスをまめにする人であればオープンベアリングにすればハンドルだけはヌルヌル使用にできます。低価格帯にありがちな多少のゴリ感と多少のシャリ感は妥協するしかないですね。
ハンドルのベアリング交換は針金とピンセットがあれば簡単に交換できます。
シールドタイプはメンテナンスはたまにでいいので楽です。ただベアリングのボールの接触している部分が多いので少し回転は重くなります。
スプールシャフトのベアリング交換
画像の多めで順番にまずドラグを外します。
この針金のピンを外します。先の曲がったピンセットがあると入れるときにも外す時もやりやすいです。
グリスがべっとりなので一回ふき取ってグリスを塗りなおします。
このカラーを外してカラーとベアリングを交換します。この時に曲がったピンセットがあるとこういうときも便利です。裏側もグリスがべっとりなので一回ふき取って塗りなおします。
この緑とか黄土色のグリスは大抵廃油とかを利用して作られているので塗りなおすことをお勧めします。そこまで拘る必要もないのですがせっかく外したのでやっておくに越したことはありません。
裏と表からグリスを吹き付けて余分な分はキッチンペーパーで拭き取ります。
これでスプールのベアリングの交換は終了です。さっきにシルバーのプレートと針金のピンを入れてスプールの側は終わりです。
次は中央の白いカラーを交換します。ここはイモネジで固定されているのでそのネジを先に外します。黒いプレートが邪魔でネジが回せない場合は、黒いプレートを外せばネジが回せます。
ネジが見えるようにプレートを引き抜きぬきます。このプレートは高さを調整してるだけなので多少強引に抜いても大丈夫です。
カラーを外してベアリングに交換します。
ベアリングにグリスを押し込んで塗ります込みます。
これで受け側と上側のベアリングが2個追加できます。
戻してネジを締めて黒いプレートを戻して、スプールを戻してドラグを閉めて終了です。
ラインローラーのベアリング1個とハンドルベアリング2個を合わせて5個の追加になります。
必要な工具
まず0番のドライバー。精密プラスマイナスドライバーセットがあると他のリールやるときにも必要になりますのであると便利です。
0.89mmの六角レンチが必要になります。
ピンセット2個
安いタイプのは滑り止めがないので少しだけ高いのを買っておくといいかと思います。ベイトリールとスピニングリールを複数もっているのであればメンテナスするでしょうからピンセットはあったほうがいいです。
あとはワコーズのスプレーグリスとメンテループこの二つがあればリールのメンテナンスは大丈夫だと思います。海水の場合はもう少し硬いグリスのほうがいいのかもしれません。
異音問題も一緒にやってみます。
上記のベアリング交換ご一度組んで音がまだしているのを確認してイオンの場所を探っていきます。大体の場合は問題のあるとことはグリスが偏っていたり、以上に汚れていたりします。
バラしていきます。
動画などではここの締め付けの強弱で音が消えたりするようでしたが私の場合は消えませんでした。一回外してグリスを塗りなおしてこのナットを手で絞めたところから15度づつ締めこんで3回くらい試しましたが、イマイチ治りません。
この下まで外していきます。
このあたりもズレがあるのできっちり中心に来るようにして、グリスの塗り直しをして組み戻します。3回くらいやってみましたがあまり変わらなかったです。多少よくなったとはおもうんですけど。
なじみにリールマニアのいる釣具店で相談したらもともと部品精度が良くないのでこんなものだと。21カルディア2個とも同時何回も組みなおして3時間以上やって新品ルビアスのほうが巻心地がいいという結果でした。
このシャラ音の原因は多分このシャフトのブレで上の状態で回すと不快な音はでないのですが、ベールをつけて回すと音が鳴り始めてるので軸がぶれてどっかに鑑賞してるのだと思います。なのでナットを締めこむと治る個体があるのだと思います。
まとめ
特にリールの性能に不満があるわけではないですが、ルビアスくらいのヌルヌル感が欲しいなと思ってベアリング交換とグリスの塗り直しとギア付近までバラシて何度か組んでみましたが、イマイチでした。ルビアスを触らなければ良かったと思うところはあります。
イグジストはもっとすごいのかな・・・。
私が所有してる2個の21カルディア。ロッドが増えたらハイエンドクラスのスピニングも買ってみようと思います。買うなら3000番を買おうと思います。
マナーアップアイテム↓
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