今回の記事は今年の2月くらいから釣り具の消耗品で一番お金のかかるラインが各社値上げされました。特にフロロカーボンは3割前後の値上げを各社行いました。バス釣りをするい人の多くはメーカーのうたい文句を信じている、いわゆるフロロ信者が多いかと思います。
王様も言っていますがフロロラインは利益率が高いので、フロロラインをバスプロなんかは勧めるわけです。実際アメリカのトーナメントに参戦している多くの日本人はGTRなどを使っていることが多いです。実際にそれを知るためには課金して映像を見るしかないですけど。
伊藤巧さんなんかはGTR愛用者で有名ですな。シーガーのサポート受けているのであからさまには言ってはいないですが、映像を見てるとたまに写っていたりします。
私が今回紹介するのは、実際に数か月使っての印象も踏まえてのことになります。買わずに格安ラインを紹介しているわけではないので数は少なめです。
前提条件
基本的には22メタニウムのシャローエディションと21ジリオンのシャロースプールでの使用です。どちらも34mmスプールなので大差ないと思います。
飛距離重視ならメタニウム、トラブル回避ならジリオンって感じです。空気抵抗の大きいものはジリオンの方が使いやすく、カバースキャットみたいなルアーはメタニウムのほうがいいかなと思います。
ベイトはこの2機種に巻いて使用しています。さらに呉の少し良いシリコンスプレーをコーティングして使っています。ワコーズのスプレーはボビンのときに一回スプレーしてしっかり乾燥させています。
下の安いほうを使ってい人も多いようですが、ベタベタするので私は少し高いルブを使っています。乾燥させるとツルツルになります。玄関とかで使うと滑りやすくなるので外でスプレーしてください。
釣具店ではワコーズのシリコンスプレーが並んでいます。これはロッド、ガイドに塗布してラインを保護と飛距離を伸ばすために使います。
飛距離ってだけで言うとベイトリールの場合、抵抗になるのはリールのブレーキ、スプールの重さと回転、レベルワインダー、一番大きいのがガイドに擦れることで起きる劣化とライン抵抗です。
これを回避するのにも使えるのでラインだけではなくガイドを清掃してスプレーしてあげると、ゴミなどが付かずにラインに傷が入って白くなるのを抑えてくれます。なのでラインの交換サイクルを1回くらいは伸ばせると思います。シリコン系でいうと車のワックスやコーティングスプレーもほとんどがシリコンスプレーか固形シリコンです。
気を付けるのはラインの滑りが良くなるので、先端までコーティングすると結べなくなるので滑ってほどけてしまうので先端は中性洗剤で洗うか、スプレーしないようにしてください。
たまにしか清掃しないって人はワコーズのバリアスコートがお勧めです、一回で数か月もつので水洗いか軽く清掃してあげればいいだけです。使用目的が保護と艶出しなのでロッドがテカテカしてツルツルになります。ソルトの方はやっている人が多い海系のショップでは必ず置いてあると思います。塩でラインが傷つくのを避けるのと、帰ってロッドと一緒にシャワーを浴びればいいだけなのでメンテが楽になるからです。リールにも使えます。
格安ラインの比較
使っている人が多いであろう、フロロマイスターとバスXどちらも巻き癖が結構つきやすく交換サイクルは早くなる傾向があります。正直値段以外細かいこと以外同じような感じだと思います。硬いとか柔らかいとかの表現があるのも理解していますが、人の感覚ほどあてにならないものはないと思います。
私の比較は巻き癖と白くなってしまうかに焦点を置いて比較します。結果でいうとDUELとジャストロンともに上のフロロと同じかそれ以上持ちます。多少ラインのポンド数が違いますが設定がないので仕方ないところもあります。ただ最初書きましたがバス釣りはフロロ信者の方が多いのでフロロ最強と思っている方はスルーしてください。
格安ナイロンで売れすじだとこの2個になると思います。
ジャストロンは3号、12ポンドを使っています。使い切ってしまって2.5号で画像を撮りまいた。これはスピニングの下巻用です。CN500の13ポンドとジャストロン12ポンドの比較になります。このボビンの状態でワコーズのスプレーをします。リールに巻いたらまたスプレーをして乾燥させます。
格安フロロと比べると比較的このナイロンラインは後発なので新しいラインでコーティングも新しいものです。魅力はなんと言っても価格ですが使用して、バスXやフロロマイスターとの違いはそう感じないと思いますし、むしろ巻く癖が付きにくいので長く使えます。飛距離は比較してみても変わりません。
ジャストロンはフロロもありますがこれはやめた方がいいです。ライントラブルも多く、巻き癖も付きやすいです。
最近近所の釣具店が取り扱い始めた、格安ライン、サンラインのクインスター。私が見かけたときは12ポンドはすでに売り切れていました。皆消耗品は安くしたいのは同じなのですね。
長時間の釣行のときのライン
ナイロンラインで唯一違いが分かるGTRウルトラ。良く飛んで巻き癖も付きにくいです。格安ラインを使っているせいもありますが別格です。2日間がっつり釣りに行く時とかはGTRウルトラかダイワのモンスターブレイブzを巻いていきます。
私の手持ちラインで一番お勧めはGTRウルトラです。とにかく飛びます。ラインで変わらないだろうって思うかもしれませんが飛びます。
前はモンスターブレイブZも100m辺りは1000円切ってそれなりに長く使えて良かったんですけどね、値上がり前に多めに買っておいたのを使いきったらもう使わないかな。
まとめ
今回の記事は数か月使って格安ラインの検証をしてみました。私の一番のお勧めCN500ですが巻き癖が付きにくいのはジャストロンです。ただ価格も含めるとCN500になります。
ただ13ポンドで次が16ポンドになり結構太くなります。私がシャロースプールを使っているので13ポンドしか使わないってのもあります。ビックベイトとかリールの糸巻き量が許す方なら16ポンドも使うと思うので良いと思います。
でもやっぱり使っていて飛距離とか手触りがいいのはGTRウルトラです。600mを購入すればひと昔前のフロロラインくらいの価格で購入できます。
おわり。
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