今回の記事はPEラインやその他ラインにスプレーすることで耐久性や飛距離アップに貢献するシリコンスプレーのインプレ記事になります。
何度かシリコンスプレーの記事は書いているのですが、比較の記事は書いていなかったのでシリコンスプレー比較記事を書きたいと思います。比較なので値段が高いものと、安いもの中価格なものを比較したいと思います。
最初に書いておきますがフッ素系のコーティングとシリコンコーティングは別です。なのでPEにシュとシリコンスプレーの比較は個人的には意味がないと思っています。フッ素系は有機溶剤入りなのであとあとなにかトラブルがあるかもしれないです。
注意書きを見ると分かりますが、何があっても自己責任で塗装が剥がれようが、リールが壊れようがクレームも言えません。
今回比較するのは3種類
この3本を比較していきます。左から呉のシリコンスプレー、同じく呉のシリコンルブ、釣具店でも販売されてるワコーズのシリコーンルブリカントです。
まず車の内装の艶出しやラインに使う場合は浸透性の高いスプレーを使います。シリコンスプレーにも速乾性の高いものあがありますがラインに使う場合は、リールに巻いた状態でスプレーすると思いますので浸透性の高い速乾性のないものを選ぶといいかと思います。特にPEライン。
1日前にスプレーしておくといいかと思います。今回の記事はシリコンスプレーの比較なのでフッ素系スプレーは除きますが、PEにシュでなくても工業用スプレーで同じようなスプレーあるので探してみるといいかと思います。
普通に考えると分かりますが、大抵のスプレーは企業のOEMなのでパッケージやブランドだけで価格が高額になったりします。ダイワやシマノなら分かりますがラインメーカーくらいの企業規模でフッ素やシリコンスプレーを作るのは資本的に厳しいと思います。
パッケージやブランドに騙されない
最初に私が言いたいのは、ブランドに騙されず費用対効果の高いものを使いましょうってことです。グリッチオイルや匠ベアリングがいい例です。パッケージとSNSプロモーションだけで中身は・・・って感じです。
匠ベアリングは今では高精度ベアリングを選別していることないなりますが、選別方法は記載されていません。
「大量の国産ベアリング個体の中から、厳しい判断基準でベアリングを選別。その後、こだわりの工程をクリアし、最終的に製品になるのはほんの30%です。
ぜひ、フィーリングの違いをご体感ください。」
ってことです。実質にリールに使うサイズのベアリングは大手では2社しかないので、NSKかNTNですがNTNは大きめが多いのでおそらくNSKのベアリングだと思います。まぁユーチューブで結構アンチの方たちが動画出しているので見てみると面白いかもしれません。グリッチオイルの性能テストなんか昭和レベルの機材使ってましたので、車のオイルとかに詳しい人だと未だに・・・こんな機材使ってと思うのかなと。
原価はどちらもかなり安いので、頭を使って稼ぐってのはこいうことだと感心するところでもあります。SNSで販売促進は、グリッチオイルは有名プロを使って商品提供だけして、喜んだプロが一生懸命販売促進して、エンドユーザーが割高なオイルを購入するという。
買う前に本当に必要かどうか少し考えて、購入することをお勧めします。
ベアリングは専門店かモノタロウで調べるのがおすすめです。その後自分のヤフーだの楽天だのアマゾンで買うほうが安いです。オイル、グリスは数年使える大手のワコーズがお勧めです。
シリコンスプレー比較
ここからが本題です。一番入手しやすく、安価な呉のシリコンスプレーです。私は仕事で艶出しに使うために大量に持っています。車の内装の艶出しと保護に使用します。浸透性もそこそこありスプールの上から多めにスプレーして、乾燥させて使います。使った感じ1時間スピナーベイトを投げて巻いていると、効果がなくなってきます。
フロロラインでベイトリールだとツルツル感が最初と比べて落ちていくのが分かります。短時間の釣行や使用頻度少ないタックルにはお勧めです。無溶剤です。
同じく呉のシリコンルブDXです。量販店では工具売り場とかで売ってるものです。↑シリコンスプレーは襖とか鍵穴に使うのか違う場所に置いてあります。こちらは通常のシリコンスプレーよりレジンオイルが含まれているので、耐久性も持続性も向上しています。こちらも安心の無溶剤です。
使っていてもPEラインでもフロロラインでも半日以上はラインがツルツルしたままです。私は常にスプレーしているため飛距離アップしているか最近は分からなくなっていますが、友人は飛距離アップを実感しているので効果はあると思います。さらに最近ラインの価格上昇もあるのでラインのライフサイクルが伸ばせるのも良いと思います。
個人的にはDXを使っていれば不満は出ないと思います。スプレー後すぐに使えないことだけがデメリットです。乾燥してしまえばかなり長時間コーティング維持できるので最近はメインで使っています。
ワコーズのシリコンスプレーです。もちろん無溶剤で食品を扱う施設でも使えます。持続性は3本の中では1番ですが、使っている感じでは性能って意味ではシリコンDXと違いは感じないので価格を考えると呉の商品がコスパとラインのライフサイクルを考えるといいのかなと思います。
PEラインやフロロラインをスプールに巻いたままスプレーするのですが浸透性はワコーズが一番です。かなり下の方までツルツルしています。これは粘土の違いによるものです。性能は良いし耐久性もよいですがワコーズのスプレーには1個デメリットがあって乾燥に時間がかかります。
1日置いても使っていると指がヌルヌルしてくるので、1日半くらいかドライヤーなどを使って乾燥を早めてあげる必要があります。手間とかを考えると呉のシリコンDXがいいのかなと思います。
ラインの価格上昇
私がメインで使っているラインはサンヨーナイロンのGTRとダイワのモンスターブレイブZの14ポンドです。ダイワのラインはアマゾンで3割くらい上がってしまいました。一応買い貯めはしておきましたが日本の場合は値下げはないので、このまま消耗品のラインも価格が高いままになりそうです。
300mとか400m巻きを買って少しでもコストを抑えつつ、フッ素系、シリコン系コーティングでライフサイクルを伸ばしていくしかないかと思います。PEラインを使うことも考えましたがトラブルが多いのとラインシステムを組むのが面倒なこともあり未だにPEラインに移行するまでには私はなっていません。
高比重のPEラインも出てきているのでもう少しPEラインの進化が進めば検討したいところです。
私はリストに入れて価格の推移を見ていますが東レだけがあまり値上がりしていないようですね。さすが繊維メーカーと思いましたが東レとラインメーカー東レは別会社のようです。関連会社になるのかな。
まとめ
今回の記事はシリコンスプレーの3種の比較というか私のインプレ記事になりました。ラインの価格上昇はどうしようもないので、ラインのライフサイクルを上げていくしかないのかと思います。
スプレー自体は1本でかなりの回数使えるので釣行回数によりますがラインの耐久性も飛距離も伸びるので、バス釣りであれば2回くらい交換サイクルを伸ばせると思います。そうなると年間で考えるとそこそこのコスパで出ると思うので、量販店に行く機会があれば買って試してみるといいかもしれません。
おわり。
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