今回の記事は少し珍しいゲーリーヤマモトネッドセンコー3インチの記事を書きたいと思います。アメリカはここ数年人気のリグ、ネッドリグ専用のワームです。
ネッドさんさんが作ったリグなのでネッドリグ。フローティングワームを使ってジグヘッドでワームが立っている状態でネコリグみたいにヘコヘコしてアクションします。200匹釣っても大丈夫っていうくらい丈夫なワームです。TRDフィネスっていうのが元祖で今は色々なアメリカのルアーメーカーがだしているので選ぶことができます。形がセンコーそっくりなのでこの形状です。
これがTRDフィネス、2.8インチくらいだったかな。4インチのビック、6インチのジャアントがあります。国内ではたまにヤフオクで売られています。輸入すると数買う必要があるのでそういった人が売っているのだと思います。
上がジャイアントサイズの6インチ。20グラムくらいあります。
ゲーリーヤマモトネッドセンコー
普通のセンコー3インチと形状は全く同じです。素材が違うだけです。触った感じはオリジナルより柔らかい感じで、オリジナルよりかなり丈夫にできています。フローティングワームは総じて丈夫な素材が多いです。
ゲーリーヤマモトは買収されてやまもとべいつになっています。動画ではイケてるワームが出来たぜ、釣れるぜ!ふー!って感じです。専用ジグヘッドがたくさん売っているのですが日本ではレインズ製しかありません。これが使いにくくいい動きもしない失敗作なので買うのはやめたほうがいいです。
ジグヘッド上の部分が丸くないとゆらゆらしないので、レインズのジグヘッドは意味ないかなと思います。レインズ製品を使うくらいなら重たいタングステンのネイルを入れたネコリグのほうが似ている動きになります。ただ力の入力位置がジグヘッド場合は下になりますがネコリグ場合少し上になります。
動画のようにぴょんぴょんするためにはかなり下のほうにフックをセットする必要があります。まぁでも同じような動きになります。ワームを保持する部分フックが貫通する部分を多くとるためにフックはダイワのワッキーフックがおすすめです。スティーズワームフックSSの1/0.保持する部分がこれより長いフックはないんじゃないかなと思います。遠距離のフッキングはダメだと、初期掛が悪いのでフッキングする必要があります。
ワームチューブを使うこともできますがワームがかなり丈夫なのでチューブをしてワームも貫通させれば根掛以外でワームが使えなくなることはあまりないです。
ネイルシンカーは重心をとにかく下げたいので太くて短いものがいいです、私が釣具店で比べる限りはバレーヒルのネイルシンカーが一番いいのかなと思います。ベレーヒルのタングステンシンカーは品質が良く通販で売ってる格安のものより小さく重たい高品質のタングステンを使用しているらしいです。
もう一つ使ってよかったのがジーニアスのネイルシンカーです。シンカーが飛んで行ってしまうのでアロンアルファを先端と根元に塗っておくと飛んでいかなくなります。アロンアルファも釣り人がよく使うタイプのもがいいかと思います。かなり小さいのでしっかりヘコヘコ動きます。3.5か5.3グラムと重たいほうがよく飛び、動きがいいです。
アロンアルファも種類がたくさんありますが海釣りなどの人が多く使っているタイプを私も使っています。先端が固まることが少ないのでこれを使っています。固まったらフックを使って穴をあければまた使えます。中まで固まってしまうことが少ないタイプです。
ゲーリーヤマモトネッドセンコー3インチフックサイズと重さ
ゲーリーヤマモトネッドセンコー3インチの重さ4.2グラム。オリジナルが5グラムくらいあるので少し軽いです。フローティングワームですが塩はいっぱいです。
ヘビキャロやスプリットで使う場合は1/0くらいのオフセットフックを使うと浮くキャロワームが可能になります。フックによって沈むかもしれません。
タックルとライン
ロッドは7フィートくらいのMH~Hくらいのロッドであれば投げることができるかと思います。
ラインは14~18ポンドくらいがいいかと思います。ヘビキャロのシンカー自体が21グラムくらいからをヘビキャロと呼ぶらしいので14ポンド以上でないとキャスト切れが怖いので、最低14ポンドでやりましょうって感じです。
14ポンドあれば傷などを確認しながらやればまず切れることはないかと思います。あとは格安ラインの場合ラインの強度にムラがあるので、格安ラインを使う場合は16ポンドくらいにしておくと安全です。
私はコスパと性能の間をとってダイワのモンスターブレイブZを使っています。東レも使うことがありますが、コスパをとってモンスターブレイブZにしています。
リーダーは同じラインを好きな長さ使えば良いと思います。私はワームのほうつまりリーダー側が根掛したときに切りやすいように、10~12ポンドにすることが多いです。シンカーが高いのでシンカーを回収したいというのが本音です。
リーダーはケチらずいいラインを使ったほうがいいかと思います、私はスピニングタックルのPEラインのリーダーとしても使うのでケチらずいいものを使っています。あとは一番は交換が面倒なので強いラインを使うと結び変え回数も少なくできます。
私はグランドマックス2.5号かダイワのスティーズクロスリンク10ポンドか12ポンドを使っています。クロスリンクは1年くらい持ちそうです。
リーダーの長さは私も動画内で言っているのと同じ60センチです。これがトラブルが少なく投げやすいので70センチくらいから投げずらくなると回転して飛距離がでなくなります。
なので60センチがベストです。
ヘビキャロシンカー
バレーヒルのキャロシンカーか高いですが、リューギのビーツを使用しています。私はキャロが好きなので各重さを持っていますが、通常21グラム~持っているといいかと思います。ビーツのほうがロストする確率は低いです。
21グラム~な理由はどうしてもワームとシンカーと2個の重心ができしまうのでキャストの時に回転して飛距離が出ないことが多くあります。ワームの重さ、リーダーの長さ、リーダーの太さ、フックサイズなどが原因です。回転する場合はシンカーを重くします。
通常ヘビキャロに使うワームは3インチ以下が多いかと思います。それ以上だとキャストが極端に難しくなります。ストレートワームなんかだと4インチでもいいのですが、大抵の場合クロー系ホッグ系のワームを使うと思います。
3インチくらいのワームで回転しないシンカーの重さが21グラム~なので21グラムを基準にするといいと思います。ストレートワームを使う場合は19グラムくらいまで落としても行けるかと思いますが、飛距離を出してなんぼなので21グラム以上のシンカーを使いましょう。
まとめ
今回は少し珍しいワーム、ゲーリーヤマモト(ヤマモトベイツ)のネッドセンコー3インチのインプレ記事を書きました。3インチしか今はないですが4インチあたりが使い勝手が良さそうなので発売されたらまた輸入してみたいと思います。
ワームが丈夫なのでこのタイプの釣りは日本では流行らないと思います。ルアーメーカーが儲からないですからね。ユーザーにとっては嬉しくない選択肢ですが、今は個人輸入も簡単にできるので興味がれ場買ってみるのもいいかもしれません。
結構日本だとマニアな部類の釣りなのですが、アメリカで冬でも釣れらしいので私も今年の冬はネッドリグとヘビキャロ、バイブレーションでなんとか釣果を絞り出して行きたいと思います。
おわり。
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